シャドバ勢にオススメ BGMセレクション
去年の年末、二度目となる世界大会、WGPが幕張メッセにて行われました。
そこでは世界各地の大会で優秀な成績を納めた凄腕のプレイヤーたちによる試合を生で観戦できるという貴重な機会。当然ぼくは足を運んだわけですが、なんとも贅沢な時間でした。
内容はもちろんのこと、ポカリスエット飲み放題だったのも魅力的だったのですが、とりわけぼくが目をひいたのは専用ステージと専用のBGM「大いなる決闘」。
それは「次はこの舞台でぼくが戦いたい」と思わせる大きな原動力となりましたし、今もぼくがシャドバを競技としてプレイしている理由の一つでもあります。
そんな中、そのBGM入りのサントラが直後に発売。
これは買うしかないと即ポチってヘビロテ。以後シャドバのお供として聴き倒すのですが、ふと作曲者を見ると「池頼広」の文字が...!!!
「シャドバのBGM池頼広が担当ってマジかよ...!!」
と衝撃を覚え、いろんな人に「これやばくね?」「ヤバイわよ!!」と言いまくったのですが、共感してくれたのは某ネメシスヤクザただ一人。
あまりにも衝撃を覚えたため、BGM、サントラについてちょっと話そうと思い書きました。流行りに乗った形でもありますが。
・劇場版遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSION サウンドトラック
まず一つ目は池頼広さんのから
一番有名なのは相棒なのですが個人的にはやっぱりこれ。
アニメ版DMの雰囲気はそのままに、話のスケール感と最近(この頃だとZEXAL ARC-V)の作品の曲のニュアンスも含んだ正に遊戯王の集大成ともいえる一枚。
熱き決闘者、神の怒りのアレンジなどファンにはたまらない曲はもちろん、この作品の象徴ともいえる曲、EYESも捨てがたい。
これらは光宗信吉、中村和宏氏によるものなので、池氏のをあげるなら、STRAY GHOSTでしょうか。
・機動戦士ガンダムUC オリジナルサウンドトラック
UNICORNはもはや知らない人はいないレベルの超メジャーな曲なので、それで知っいる人は多いのではないでしょうか。
盛り上げるところはとことん盛り上げるところや、ロックのテイストを含んだオーケストラなどヲタク心を的確に突くのが特徴。ぼくも彼のコンサートに行ったくらい大好きです。
個人的一押しはMOBILE SUIT (w-rec REMIX)、BANSHEE、MOBILE ARMOR 。
特にBANSHEE、MOBILE ARMORは使われた話、BANSHEEはEP5、MOBILE ARMORはEP4を一曲で表現しきった傑作だと思ってます。
このサントラは4枚発売されてますが、オススメは上でも紹介した4。EP7の曲が一番派手で盛り上がるのはもちろん、今までのいいとこ取りのベスト盤もセットになっててとってもお得。
・伝説巨神イデオン総音楽集
お次はこちら、すぎやまこういち氏からこの一枚。
氏の曲といえば大多数の方がドラゴンクエストを挙げるかと思いますがぼくは断然こっち。
因果地平まで描くスケール感と人と人とは分かり合えない断絶、そしてリーンカーネーションを描いた富野由悠季監督の最高傑作。
あくまでお子たちに向けて作られた作品であるという点も含めてそれをうまく表現して、なんか明るいんだけれど、聞いていくうちにイデの暗い一面もしっかり表現されている。そんな点に驚くはずです。
今は上にあげた総音楽集さえ買えば全曲、主題歌込みで聴くことができます。
特に4枚目のコンサート音源、第一楽章〜第四楽章は必聴です。
・SSSS.GRIDMAN オリジナルサウンドトラック
続いては鷺巣詩郎の作品からこちらの一枚。
東宝、円谷特撮作品の空気を継承しつつ、SSSS.GRIDMANの2018年の今を描くというところを汲み取り、今風の音楽も取り入れているのがポイント。アニメで特撮を、グリッドマンを描くという難しさを見事にクリアした一要素になってますね。
特にHumanLoveは必聴。これだけを聴くために買っていいレベルです。
最後は菅野よう子氏からこの一枚。
この世の劇伴作家で彼女が一番天才だと思います。それくらい別格。
この作品の世界名作劇場的な雰囲気、規模の大きさ、かつそれでいてガンダム。その複雑さを見事に表現しきっている。
軍靴の記憶、ウィルゲム離陸、バーバリアン、収穫祭、Black History、Moon を聞いていただければ彼女の才能に圧倒されること間違いなし。
ヴォーカル曲の限りなき旅路、月の繭も圧巻の一言。ともかくすごい。
ちなみに劇場版含め5枚発売されてますが、これに至っては全部勝ってほしいレベル。
後悔はさせません。
最後におまけとして、ぼくがYouTube上でまとめたポケモンBGMのリミックスリストを載せておきますね。
ちなみにリミックス音源を検索するときは英語で検索することをオススメします。
日本人と米国圏のとではクオリティが絶望的に差があるので。