新条アカネちゃん抱き枕レビュー
みなさんはウィリアム・スミス・クラークという方をご存知だろうか？
彼はアメリカ合衆国の教育者であり、化学、植物学、動物学に精通している学者であり、1876年に来日した際に札幌農学校（現:北海道大学）を開校した人物である。
当時札幌農学校に通う生徒は戊辰戦争に敗れた元武士が多く、農民と同じ仕事はできないと抵抗していたがクラークの熱心な指導により酪農への魅力を徐々に感じるように。
それが北海道の酪農、農業の発展に繋がったことから「北海道開拓の父」とも呼ばれている。
そんな彼が日本を離れる際、生徒たちに以下の、今となってはすっかり有名となったあのメッセージを贈ったとされている。
"少年よ、枕を抱け！！”
と、いうわけで今回は
こちらの紹介レビューとなります。
こちらの商品、当初12月発売の商品だったのだが...
【SSSS.GRIDMAN】抱き枕カバーの受注につきまして、
— 中外鉱業 MEN'S支部 (@chugaionline_m) November 8, 2018
多数のご注文をいただいており、生産が間に合わない可能性がございますので、誠に勝手ながら受注締日を『11/11(日)』に変更させていただきます。
ご迷惑をおかけいたします。#SSSS_GRIDMAN
あまりの人気ぶりと僕自身がSSSS.GRIDMANにハマる直前の出来事だったため予約できず当時思わず血の涙を流し、近所のありとあらゆるスペシャルドッグを踏みつけて回ったのが記憶に新しい。
そんなふて腐ってた時にこんな情報が舞い込んだのである。
【商品情報】
— 中外鉱業 MEN'S支部 (@chugaionline_m) February 18, 2019
ご好評いただきました「SSSS.GRIDMAN 抱き枕カバー 宝多六花/新条アカネ」のキャンセル分について若干数の先着販売を
2月20日(水)0:00から開始いたします。
※数に限りがございますので売り切れの際はご容赦ください。https://t.co/0nlFINmsWt #SSSS_GRIDMAN pic.twitter.com/EiPbsdKfpH
これを逃すという選択肢は当然僕にはない。
絶対に買い逃してはならないため、受付三時間前から通販サイトを開きF5を連打。
その甲斐もあり無事購入に成功。
翌日我が家に届いたのだが、
約160センチ、ほぼ等身大のアカネちゃんがあられもない一糸まとわぬ姿で私の枕元に寝そべっているのであるっ！！
なんということだ、二次元の存在が質量を持った実体として現実に君臨しているではないか！
目を覚ませ！ 僕らの世界がアカネちゃんに侵略されているゾ！！
そして裏返すと…、、、
なんと、水着姿に早変わり！
その純白の水着姿に憂いを秘めた表情には思わず「いいねぇ、実に情動的で素晴らしい姿じゃないか！」とアレクシス・ケリヴよろしく感動の意を表したくなる。
この時点で表で12,960円、裏面で12,960円ともうすでに枕2個分儲かったくらいに満足しているのだが、この男、まだ枕を抱いていないのである！
手元に抱き枕本体がないため、一先ず薄い毛布で代用。
実際に抱いて寝てみると…
アカネちゃんといっしょに寝ているという事実に対する何事にも代え難い喜びは言わずもがな、スパンデックス生地による人肌に近い肌触りがその感動をアクセラレートさせる。
あぁ、これが”幸福“なのか…！！
この時点でもう充分に堪能したのだが、人間というのはどこまでもよく深い生き物なわけでして、端的に言えば、思いついてしまったのである。 禁じられた遊びを…！！
「この抱き枕にアカネちゃんの香り振り撒いたら新世界開けるんじゃね！？」
これは1月中旬から下旬にかけて池袋で販売された、アカネちゃんの香りがするオーデコロンである。
これをこの抱き枕に振り撒けば果たして私はどうなってしまうのか、つい知的好奇心の暴走から試してしまったのである。
分かりきってはいたことだが、これは凄まじい。視覚、感覚だけではなく嗅覚までをアカネちゃんで満たすとこれほどまでに破壊力を増すとは！
これを思いついた自分を褒め称えたい。
これはまさしく抱き枕界の革命である。
Dakimakura.Makes.Revolution
略してD.M.R。
これにはLa+的にもオールオーケー！！
だが、依然としてこのアカネちゃん、まだ完全体ではないのである、肝心の本体がない。
今まで最高のプレイ、構築をしてきた私だ。ここでミスをするわけにはいかない。
用いる情報網全てを使い念入りに調べた結果、これに行き着いた。
開けた瞬間に視界を埋める、白、白、白。
「この寝床、純白に染めます。」
だが貴様にはアカネ色に染まってもらう！
届いた本体をアカネちゃんとアクセスフラッシュさせると…
ついに、完成した、完成したのだっ！！
アカネちゃん抱き枕カバー、アカネちゃんオーデコロン、そして抱き枕本体。
三種の神器を一つに束ねるためのアクセスコード、「GRIDONAN」打ち込み抱いてみる。
私を包み込むフワッフワでいい匂いのアカネちゃん、これはもはや禁断の果実という他ない。
人が手に入れようとしても絶対に手に入れてはいけない、禁忌 、taboo、ハッピーターンの粉。
ダメだ、こんなものがあっていいのだろうか。いいや許されるはずがない。
世に溢れる、麻薬、覚せい剤、MDMAなどはその中毒性から法で取り締められているのにこれが 合法。
こんな事実がまかり通っていいのか？週間文春よ、記事にするなら今のうちだぞ。だがこの安らぎに立ち向かえるものだろうか、いいや無理。
あぁ、なんだか眠くなってきた...。
全身を駆け巡る快楽、幸福、充実感。そして部屋中に広がる甘い匂いとともに私は今、因果地平へ到達し、メシアに導かれ、超新星爆発によって私の自我は霧散した。
これ以上私に語れる言葉などない。
最後に一言、
”少年よ、枕を抱け”
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