RAGE Shadowverse 十禍絶傑の振り返り
どうもこんにちはLa+です。今回は大会参加の翌日に投稿したかったのですが、二日間の連戦とチームの脱退、ゆるキャン△のイベント参戦したらまさかの二期&映画化の発表で発狂と色々ありすぎて疲れたので今日まで遅れちゃいました。すみません。
今回は前回よりはいい結果を残せたので前よりは多めに書きます。
1.前準備
今回は今まで新パックリリース後約一ヶ月置いての開催が通例だったのですが、世界大会開催などの都合からか、いつもと違い発売後8日後に開かれるという急なスケジュールでした。
なので今回はメタを読むのではなく純粋に強いデッキ2つを持ち込めた人が勝ちあがれるであろうという予想を立て、できるだけ情報アドバンテージを稼ごうということで新カードが全て公開されたタイミングで気になるカード、デッキをピックアップしてプロキシで試し斬りをすることで人より早く強い構築を探すことに。
ただ、手動の試合は1試合がかなり長くあまり数をこなせなかったため、大したアドバンテージは得られず。はぁ...。
そしてリリース日。そこからはチームやSNSでの情報収集とランクマで打ち込み100回をひたすら続ける日々。ただ予想外だったのはJCGや、RAGE前に行われた海外の大型大会、ワイルドカードトーナメントなどで強いデッキが早々に明らかになり環境が固まった点で、プロキシで情報アドを稼ぐ戦略は大失敗に終わりました。はぁ...。
(このプロキシで回した時に得られた気づきがデッキ選択で良い結果を生むのですが、これは次の章で)
2.デッキ選択
先ず早々に話題に上がったのは蝙蝠ヴァンプ。VoF|もぐりゅーさんが最速グラマス達成を機に流行りだしたアーキタイプで、JCG、ワイルドカードトーナメントでも大活躍。(ワイルドカードトーナメント決勝戦、V側のあまりに一方的な試合展開に戦意喪失したのが記憶に新しい)このRAGE環境でもっとも意識しなければならないデッキとなりました。
続いて登場したのはミッドレンジロイヤル(簒奪ロイヤル)。
もろりんさんが32連勝という大記録を打ち立てたことで環境に姿を表し、その個々のカードパワーの高さと安定感からこちらも大流行。V相手にも渡り合える点も流行の後押しとなりました。
その他にもJCGで結果を残したスペルウィッチ(ギガキマウィッチ)、侮蔑ドラゴン、リーシェナ人形ネメシスなどが環境に顔を覗かせ、群雄割拠の様相を呈していた環境の最中、僕は何を考えていたかというと...。
「オートメーション強くね!!??」
そう、プロキシでデッキを回して一番可能性を感じたのは僕が競技シーンに足を踏み入れて以降、幾度となくお世話になったAFネメシス。このカードの追加により今までプレイ、構築を歪ませる要因であった鉄杖や鉄鋼などの高コストAF埋めカードを採用しないで済み、デッキに大幅に空きスロットを作ることを成功していることに気づいたときにこのデッキはTier1に君臨するだろうと確信。Mocchiさんよりデッキリストをもらい、実際にランクマッチで使用すると特別不利なマッチも少なく(かといって特別ガン有利なマッチもないのだが)幅広く渡り合えることもわかり、RAGEに持っていく候補にあがりました。
そしてこの時点でもう一つ考えていたのは、Vとどう向き合うか。
この時に僕が感じていたのはVが圧倒的Tier1に君臨していて、他は精々Tier1.5くらいということでRAGEには順当にVを持ち込む人が多数か、メタる側に回ってほとんど誰も持ち込まないかの二択であるという読みができるのではということ。
なので今回僕がとった戦略はVだらけでもそうでなくとも、少なくとも相手はV以外のデッキも使うのでそれを確実に討ち取るという相方二タテ構成で行こうというもの。
これは前回の反省点、王道二択から逃げたことを踏まえ、パワーある二つを持っていくということでもあります。
なので先ずは圧倒的Tier1と予想したVを選択。
残りの候補は次点のロイヤルか、幅広く渡り合えると予想したAFネメシス。
と、候補が絞られたタイミングであるものを目にすることになります。
ネメシス単騎でグラマス到達。
— かえで🍁くろごはん (@I_am_YUKI_N) October 4, 2018
mp5000から使用したギルネリーゼ入りネメシス、ヴァンプに必勝です。現時点ではメジャーではないですが、間違いなく環境を破壊するパワーがあるのでrageではそれなりに見かけるようになるはずです。
人形の数だけ強くなれるのでルームは先後単キープ。 pic.twitter.com/dUfr4KY5W3
これ使いたあああああああああああああああああああああああああああああい!!!!
リーシェナ人形の弱点である本体引けなきゃどうしようもない点をギルネリーゼで見事に解決しており、かつボード取り性能、フィニッシュ能力も得ておりとても魅力的なデッキリストに思えたので本番2日前のタイミングで急いで使い込んで見たものの、思った以上に人形の使い所が難しく、プレイを詰められる気がしなかったので敢え無く断念。
結局ロイヤルかAFかの二択となり、どっちも魅力的な選択肢だったのであとはもう使い慣れてる方でと思いAFを選択。チームのみんなからはロイヤルにしろ、AFは弱いとボロックソに避難されましたが華麗にスルーしました。
3.デッキ解説
・ヴァンパイア
ツイッターの方ではオリジナルのリストと書きましたが半分嘘で、れおぽんさんから頂いたリストをベースに数枚微調整を加えたものとなっています。
構築論として参考になったのはドローソースは取引と純真の6枚体制を崩してはいけない点。翼にあまり枠を割くべきではない点でしょうか。
注目カードは2枚
通常の構築なら3枚投入されていることが多いこのカードですが、2コスト3点除去が一裂き、邪眼を加えた9枚体制と若干枚数的に過剰だと思い1枠減らすことに。
一裂き減らすは論外として何故邪眼ではなくこのカードを減らしたかというと、Vミラーで勝つのではなくあくまでVの相方を確実に射抜くというのが持ち込むデッキの共通戦略としてあり、V以外のデッキは比較的ボードで戦うものが多かったため、そこにクリティカルに刺さる邪眼は減らせないと感じたためです。ここがVに勝つ戦略をとっていたら邪眼を減らしました。
ここの枠は 姦淫の翼と最後まで迷いましたが、場にフォロワーがいなくても使えばすぐに自傷できる点、このデッキがヴィーラ、邪眼の進化権を強く使えるフォロワー2種をフル投入している点などからこっちに軍配が上がり選択。
こっちが進化権切れて安心したところを渇望+ヴィーラor邪眼で意表をつけるのではという期待もありましたが、実際の試合はそこまでもつれ込むことなく決着がつくことが多く、すぐに自傷できる点が大きく機能することとなりました。
・ネメシス
こちらはALMERAさんから頂いたリストが思いの他手に馴染んだので一枚も変える事なく持ち込むことに。なのでこのデッキは解説ではなく感想を書きたいと思います。
0コスカード4枚、2コスト2/2AF埋めカード10枚体制とかなり安定した構築となっており、AFネメシスなのに事故が少なく、連戦を勝ち抜かなきゃならない、且つ相方のVが不安定なデッキタイプと共に持ち込むには打って付けの構築でした。
注目カードはこの2枚
標準スタッツで強力なゴーレム2種を加えられる偉いやつ。このカードを使えば確実に共鳴状態に入れるので調整用にも使える。しかし、このカードを出した次のターンは非共鳴状態なのでミリアムとの引っ付きが悪いのがたまにキズ。またゴーレムの性能は高いがドロー効果が付いてないので後続が続かないのも難点。とメリットとデメリット双方大きく存在するため枚数は抑えめにしたのだと思います。
回復できないAFネメにおいて体力を守る手段は重要で、今まではミスティック頼りだったところをこのカードで補強。体力4とスペルで処理しづらいステータスに加えて進化時効果でデッキからプライム、レディアント以外のAFを直接場にだすというオマケ効果にしてはかなり強力なものを内臓(流体で埋めたゴーレムを出せると最高)しており、顔を守るのに使うもよし、最速進化で盤面作ってアグロ戦略をとるも良しとこちらもAFのパワーを大きく底上げしている要因となっているカードです。
特に最速鎧装進化5/6で残せた試合はほぼ勝ち確と言っていいほどのものでした。
因みに直接召喚もできるらしいですが出せた方はいるのでしょうか...!?
(このカードの直接召喚で共鳴外れてもきちんとマキナの手札交換は行われるのでご安心を)
4.試合結果
Day1
1回戦
ロイヤル ヴァンプ
V V 先攻負け
Nm R 後攻 勝ち
V R 後攻 勝ち
2回戦 integralさん
ヴァンプ ウィッチ
V V 先攻 勝ち
Nm W 後攻 勝ち
3回戦
ヴァンプ ドラゴン
V D 先攻 負け
V V 後攻 勝ち
Nm V 後攻 勝ち
4回戦
ロイヤル ドラゴン
Nm R 先行 勝ち
V R 先攻負け
V D 後攻 勝ち
5回戦
ウィッチ ロイヤル
Nm W 後攻 勝ち
V R 後攻 負け
V W 先攻 勝ち
Day2
一回戦 リクゼさん
ヴァンプ ネクロ
V V 先攻 勝ち
Nm V 後攻 負け
Nm Nc 後攻負け
2回戦
ロイヤル ウィッチ
Nm R 後攻 負け
Nm W 後攻負け
3回戦
ヴァンプ ドラゴン
V V 先攻勝ち
Nm D 後攻 勝ち
4回戦
ヴァンプ ウィッチ
V W 先攻 勝ち
Nm W 後攻 勝ち
5回戦
ドラゴン ロイヤル
Nm R 後攻 負け
V D 先攻 負け
成績
Day1 5-0
Day2 2-3
ヴァンプ7-6
ネメシス7-4
5.反省と振り返り
今回は(自分が)王道だと思う2択を持ち込んだところ、失敗した前回より好成績を納めることができたので今後の大会でどういったデッキ構築、戦略をとるべきかというのが明らかになったという意味で大きな収穫を得られました。
ただプロキシで回すならもっと早くやるべきだったし、(時間がなかったとはいえ)リリース後ももっと手広くデッキを触って、かつ個々のデッキの練度も保てれば、もっと良いデッキ選択とプレイができていたかもしれません。
などなど反省点もありました。
ただデッキ選択だけに関していえば微塵も後悔はしていません。
次回は今回で得られた教訓、王道で勝つからブレずにそこへいかにたどり着くかに注力して、今回以上に好成績をだす。もっといえばプレーオフ進出を達成したいです。
6.最後に
今回のRAGEに向けて全体的な調整に付き合ってくれたGAT、REVのみなさん
ヴァンプのデッキ構築全般を手伝ってくださったれおぽんさん
ヴァンプのプレイングを教えてくださった吸血鬼の古城のみなさん
AFのプレイと構築全般で手取り足取り教えてくださったALMERAさん、Mocchiさん
環境考察の意見をくださった桜野十代さん
協力してくださり本当にありがとうございました!!
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